2009年11月11日

exeGCCのVLINK機能の応用(3)

これまで紹介してきたように、exeGCCのVLINK機能を使うと、ターゲット上で動くプログラムをまるでPARTNER-Jetの拡張機能のような雰囲気で動かすことができます。

今回はフラッシュメモリの書き込みプログラムの事例を紹介します。


多くの組み込みシステムではプログラムやデータはフラッシュメモリに格納されます。そのために開発中にフラッシュメモリに書き込むという作業が発生します。PARTNER-Jetもフラッシュメモリへの書き込み機能があり、多くの方に利用していただいています。しかし全ての種類のフラッシュメモリの書き込みをPARTNER-Jetでサポートすることはできません。

NAND型のフラッシュメモリではブロック単位の読み書きしかできないため、通常はフラッシュメモリ用のファイルシステムを載せて、そのファイルシステムで読み書きを管理するようにします。このような場合は、書き込む場合はそのファイルシステムを経由するようにしないと不整合が起きてしまいます。つまり、NAND型のフラッシュメモリはPARTNER-Jetで直接書き込むということができません。

そこで、使用しているファイルシステムを切り出してきてフラッシュメモリへの書き込みだけを行うようなプログラムを作成し、それをPARTNER-Jetにロードして動かすことになりますが、そのときに便利なのが、PARTNER-JetとexeGCCの連携機能であるVLINKです。

ターゲット上で動作するフラッシュメモリ書き込みプログラムはVLINKを利用することで簡単にPC上のファイルを読み出すことができます。
また、PARTNER-Jetのコンソール画面出力とキー入力を利用してメニュー操作ができるようにすることもできます。

これはちょっとしたPARTNER-Jetの拡張機能のようにも見えます。

実際のプログラムの時にはこれまで紹介したexeGCCのVLINK機能の応用(1),(2)のサンプルコードを参考にしてください。


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