2009年11月25日

DWARF3 の対応言語の年表

前回の記事に対して、浜地さんからD が若いかどうかは微妙なラインという指摘をいただきました。

言われてみればその通りです。最近(?) Ruby on Rails などで話題になっている Ruby も、開発が始まったのは 1993 年からということで、実は Java (1996) よりも歴史があったりします。

# Java の前身の Oak は 1990 年から開発が始まっていたりと、また微妙ですが。

というわけで、DWARF 3 の対応言語の登場時期を、ざっくりと並べてみました。



50 年代

FORTRAN (1954)
COBOL (1959)

60 年代

PL/I (1964)

70 年代

Pascal (1970)
C (1972)
ISO Cobol (1974)
ANSI PL/I (1976)
ISO FORTRAN 77
Modula-2 (1978 ?)
Ada (1979)

80 年代

C++ (1983)
Objective-C (1983)
Objective-C++ (?)
ISO Pascal (1983)
ISO Ada (1983)
ISO Cobol (1985)
ISO C (1989)

90 年代

ISO Fortran 90
ISO Ada (1995)
ISO Fortran 95
Java (1996)
ISO Modula-2 (1996)
ISO C++ (1998)
ISO C (1999)
D (1999)

2000 年代

Unified Parallel C (2001 ?)

Objective-C++ と UPC は開発開始時期がちょっとよくわかりませんでした。UPC は C99 の HPC 向け拡張で、2001 年に第一版の仕様が出た言語のようです。

こうしてみると、ほとんどが ISO で標準化されている言語で、それなりに納得できます。標準化されていない言語も、全て C の拡張や後継言語 (Objective-C/C++、Java、D、UPC) ですね。

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コメント一覧

1. Posted by pandora charms   2010年07月06日 12:43
こうしてみると、ほとんどが ISO で標準化されている言語で、それなりに納得できます。
2. Posted by wigs   2013年04月17日 14:21
こうしてみると、ほとんどが ISO で標準化されている言語で、それなりに納得できます。

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