2009年12月01日

組み込み系技術者の接点を広げる twitter

最近 twitter 関連の本が何冊も出版され、徐々にメジャー (?) になりつつあるように感じます。

amazon.co.jp - 和書 検索 > "twitter"

詳細は割愛しますが、twitter というのはマイクロブログサービスです。

ブログは誰でも見ることができる開かれたメディアで、情報の鮮度やまとまり具合がほどよく、コメントやトラックバックなどのしくみも充実しています。
しかしその反面、少し固いメディアでもあるので、記事をまとめるというのは、それなりに手間がかかります。
チャットや IRC は手軽に思ったことを書き込めますが、身内だけで話題が閉じてしまいがちで、情報が表に出てきません。
twitter は、その両者の間のニッチを上手く埋めるサービスだと思います。

twitter には、ハッシュタグというサービスがあります。これにより、自分が follwo している人々だけではなく、twitter 全体から共通の話題に関するポストだけを読むことができます。

この間の ET 2009 の時には、#et2009 というタグが作られ、これがけっこう便利だと個人的に感じました。今年は、どこで何を展示していて、何が面白いのか、などの情報を横断的に見ることができました。

#et2009
(現在、一時的に過去のつぶやきが見えなくなってるようで、何も表示されていませんが…)

また、さまざまな外部サービスを利用するのも便利です。例えば以下のサービスを利用すると、特定のタグを使用した人のリストを見ることができるようです。

ハッシュタグクラウド #et2009

一時的なタグの他にも、例えば #embedded_jp などの永続的なタグもあり、共通の話題を持つ人々 (twitter では、クラスタと呼ばれます。) を素早く見つけ、話題をフォローすることができて楽しいと思います。これから twitter を始めてみようという方は、まずはここらへんから攻めてみると良いかと思います。

#embedded_jp

参考: twitterでの組み込み系話題のハッシュタグ #embedded_jp ができました

ウェブ系やオープンソース系に比べると、組み込み系は (ハードウェアに近い世界では、必然的に NDA が多くなるという仕事の性質もあるのですが) なかなか情報が表に出てこなくて、技術者同士の接点も少ない印象があります。そのため、知名度も低く、なかなか新しい人が入ってこないため、業界全体の高齢化が進んでいるという現状があるのではないかと思います。(弊社もかなり平均年齢は高めだと思います。私はそろそろ 20 代も後半なので、世間的にはけして若い方ではないと思いますが、弊社では最年少です。1 つ上の佐藤さんの次は、もういきなり 10 歳以上年齢層が上がります。)

このブログも、そのような現状を変えたいという思いから続けているわけなので、この twitter のような情報共有の流れは好ましいと思い、紹介させていただきました。

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