2017年12月
2017年12月18日
QEMU の Windows 版は、標準(エラー)出力が exe のあるフォルダ内の stdout.txt/stderr.txt というファイルに出力されてしまうので、コマンドラインから使う際には不便だと長年思っていましたが、これは SDL ライブラリのバージョン 1.2 の仕様だったようです。最近の QEMU はバージョン 2.0 に対応しているので、コンソールに出力されます。MSYS2 上でビルドする際などに、SDL 1.2 と 2.0 が両方インストールされていると 1.2 が優先されてしまう場合があるので、configure 時に --with-sdlabi=2.0 を指定しておくと確実です。
2017年12月11日
Windows 10 Fall Creators Update から WSL (Windows Subsystem for Linux) が使用できるようになり、Windows で Ubuntu 等の Linux バイナリが実行できるようになり、非常に便利です。
諸事情により、MSYS2 上から WSL 内の実行ファイルを実行したい場合に、MSYS2 はコマンドライン文字列中のファイルパスを勝手に変換してしまうため、正しく wsl コマンド経由で WSL 内部のファイルにアクセスすることができなくて悩んだので、その解決策のメモです。
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諸事情により、MSYS2 上から WSL 内の実行ファイルを実行したい場合に、MSYS2 はコマンドライン文字列中のファイルパスを勝手に変換してしまうため、正しく wsl コマンド経由で WSL 内部のファイルにアクセスすることができなくて悩んだので、その解決策のメモです。
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