2011年04月05日
KZM-A9-DualでSDカードのブート時間の比較
以前の記事でKZM-A9-DualボードをNORフラッシュ、eMMC, SDカードのそれぞれでAndroidの起動時間を計ってみましたが、これと同じ方法でSDカードを何種類かで試しました。
(電源投入からAndroidのブートアニメーションが終了するまでの時間。)
1回目の起動では全てのクラスファイルの最適化の処理(DexOpt)が実行されるので、その分遅くなります。(コンソールでlogcatするとその様子がわかります。) 2回目ではまだそれが少し残っているようで3回目くらいで安定します。
サンプル数は少ないですが、以下のようなことが読み取れます。
関連するページ
KZM-A9-Dualボードのいろいろなブート方法
KZM-A9-DualのAndroidでSDIOスロットのSDカードを使用する方法
(電源投入からAndroidのブートアニメーションが終了するまでの時間。)
カードの種類 | 1回目 | 2回目 | 3回目 | 4回目 | 5回目 |
SD(class不明, 2GB) | 56秒 | 28秒 | 24秒 | 22秒 | 24秒 |
SD(class10, 4GB) | 71秒 | 31秒 | 27秒 | 27秒 | |
SD(class6, 4GB) | 82秒 | 38秒 | 32秒 | 30秒 | |
micro SD(class4, 8GB) | 105秒 | 43秒 | 33秒 | 33秒 | |
micro SD(class4, 4GB) | 202秒 | 56秒 | 46秒 | 40秒 | 40秒 |
1回目の起動では全てのクラスファイルの最適化の処理(DexOpt)が実行されるので、その分遅くなります。(コンソールでlogcatするとその様子がわかります。) 2回目ではまだそれが少し残っているようで3回目くらいで安定します。
サンプル数は少ないですが、以下のようなことが読み取れます。
- SDとmicro SDではmicro SDのほうが遅い。
- classの数字はそれほど関係がない。
関連するページ
KZM-A9-Dualボードのいろいろなブート方法
KZM-A9-DualのAndroidでSDIOスロットのSDカードを使用する方法