2017年12月18日

Windows版QEMUのSDLバージョンによる挙動の違い

QEMU の Windows 版は、標準(エラー)出力が exe のあるフォルダ内の stdout.txt/stderr.txt というファイルに出力されてしまうので、コマンドラインから使う際には不便だと長年思っていましたが、これは SDL ライブラリのバージョン 1.2 の仕様だったようです。最近の QEMU はバージョン 2.0 に対応しているので、コンソールに出力されます。MSYS2 上でビルドする際などに、SDL 1.2 と 2.0 が両方インストールされていると 1.2 が優先されてしまう場合があるので、configure 時に --with-sdlabi=2.0 を指定しておくと確実です。

kmckk at 10:17コメント(0)メモ | 若槻 

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