qemu

2012年03月26日

弊社の若槻、辻、小林でInterface 2012年5月号にQEMUの記事を書きました。

  • 第一章 「エミュレータ QEMUの概要とLinuxの起動、テストのための改造」
  • Appendix 1 「QEMUの内部構造: 動的バイナリ変換技術について」


Interface誌へのリンク



2012年02月20日

Windows XP (32 bit) の MinGW 環境で QEMU 1.0.1 のビルドに成功しました。
その時のメモです。
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2011年08月04日

シミュレータはメモリを大量に使うので、64 ビット Windows 環境では、できれば互換モード(32 ビットモード)ではなく、64 ビットモードで動かしたいところです。

QEMU は、Linux などの x86_64 環境では、普通に動作しています。
ならば Windows でも 64 ビットモードで動くのではないかと思い、MinGW-w64でビルドして
みたのですが、ビルド自体はできたものの、SEGV が発生してまともに動きませんでした。
原因を調査してみると、x86_64 と x64 環境の、さまざまな相違点が明らかになってきました。
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2010年11月25日

QEMU(MIPS)の整数ローテート命令(ROR、DROR、DROR32、RORV、DRORV)の実装に、よくわからない点がありました。

以前も整数積和演算系命令に不具合があったわけですが、どうもQEMU(MIPS)は、VR5432から増えた命令周りがあまりテストされていないような印象です。

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2010年06月10日

先日のCELFテクニカルジャンボリーでQEMUの話をしました。
その発表資料とビデオをここに貼っておきます。

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2010年04月20日

先週サンフランシスコにてELC(Embedded Linux Conference)が開催され、参加してきました。

そこで思いがけずCELFの主催者のご好意でデモの場所を貸していただくことになりました。前回のCELFテクニカルジャンボリーの講演資料を基に、QEMUに接続するPARTNERデバッガのデモを行いました。英語で資料を作っておいた甲斐があったというものです。


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2010年03月05日

CELFテクニカルジャンボリーでQEMUの話をさせていただきます。
組み込みシステムのクロス開発で実ボードの他にQEMUを活用しましょうという話です。
こちらにその発表資料を掲載します。
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2010年03月03日

今回はQEMUにデバッガをつなぐ話をします。

  • QEMUそのものをgdbで追いかける
  • QEMU上の仮想マシンにgdbをつなぐ
  • QEMUそのものとその上の仮想マシンを同時に2つのgdbで追いかける
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2010年02月25日

QEMUの上でDebianなどが動いていると、apt-get で簡単にコンパイラなどもインストールすることができます。しかし、そこで実際にビルドを行うととんでもなく時間がかかります。一晩かけても終わらないこともあります。

QEMUには今まで紹介してきたような、システム全体をエミュレートするものの他に、Linuxのユーザーモードのみをエミュレートするものがあります。今回はユーザーモードエミュレーションを紹介します。

ユーザーモードエミュレーションを利用することでビルドにかかる時間を1/10に短縮することができました。

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2010年02月23日

ここまでのQEMUの記事のリンク集です。

なお、CELFテクニカルジャンボリーにて、時間をいただきましたので、このあたりについて話をさせていただきます。

(3月5日 中野サンプラザ 入場無料) よろしければご参加ください。

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2010年02月19日

前回はQEMUをアップデートしてLinuxカーネルを最新版にさしかえました。

さらに仮想ハードウェアもARM926のものからARM11MPcoreのものにさしかえました。

今回は残ったユーザーランドをDebianからUbuntuにさしかえてみます。

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2010年02月17日

前回nfsからブートできるようにしたことで、ユーザーランドとカーネルの依存性が少なくなりました。そこでカーネルを最新のものに差し替えてみます。

さらに、qemuの仮想ハードウェアをARM926のversatileからARM11MPcoreのRealview_EBボードにさしかえて、SMPでの動作を見てみます。

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2010年02月15日

大昔、まだハードディスクが高価だったころ、ディスクレスワークステーションというのがありました。自前でハードディスクを持たずに、ルートディレクトリから全てNFSでマウントするというものです。

この技術はいまでもUnix系OSのDNAに埋め込まれていて、簡単なセットアップでそれを行うことができます。組み込みLinuxの開発でこれを応用すると3つのよい点があります。

1. ターゲット内のファイルにホストからいつでも自由に簡単にアクセスできる。

2. ターゲットにストレージ系のデバイスドライバがまだ実装できていない状態でもカーネルを起動することができる。

3. ターゲットのディスクの空き容量を気にしなくてすむ。

QEMU上のARMのDebianでこれをやってみたので紹介します。

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2010年02月03日

QEMU上で動いているarmのLinuxとファイルをやりとりするときに、PCのLinuxをNFSサーバにしてファイルを共有するとラクです。

QEMUの場合、ちょっと特殊なオプションが必要でした。その方法を紹介します。

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2010年02月01日

前回の方法で、qemu上にきちんと動作するDebianのシステムを構築することができました。これをひとつのベースとして、いろいろいじって試してみることにします。

まずはカーネルのリビルドです。

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