IceCreamSandwich
2012年01月13日
先日の"KZM-A9-DualボードでAndroid 4.0.1(Ice Cream Sandwich)を動かす "の記事のとおりにAndroid 4.0.3を試したら、いくつか追加の修正が必要だったので、整理しつつ再度メモを載せます。
2011年12月21日
Androidのinit.rcでは複数のserviceをまとめて扱うclassを定義することができます。この機能は以前からあったのですが、使われていませんでした。
Android 4.0ではinit.rcを少し修正することで、ZygoteなどAndroidのframeworkのserviceが起動する前の、最小限の構成までで止めることができます。
2011年12月16日
Android 2.3までは0で割り算しても無視されていました。4.0では普通のARM Linuxと同様にSIGFPEのシグナルを発行するようになりました。どこでこの違いがあらわれるかやっと突き止めたのでここにメモしておきます。
2011年12月13日
Android 4.0をソースコードからeng(=Engineering)モードでビルドすると、システム全体でStrictモードが有効になります。その状態だとStrictモード違反のログが大量に出て、logcatのリングバッファがすぐに一周してしまい、ブート直後のログが失われてしまいます。
そこで、ソースコードを修正してこのログを出ないようにしました。
2011年12月12日
Android2.3まではSurfaceflingerはSystemServerの中のスレッドとして動作していましたが、Android4.0では独立したプロセスになっていました。
システムの各種の資源を節約するには、SystemServerの中で動かす方がよいと思いますが、Surfaceflingerにデバッガをあてて調べるには独立したプロセスになっているほうが好都合です。
2011年12月06日
前回、KZM-A9-DualボードでAndroid4.0を動かす方法を紹介しましたが、そのときはまだタッチパネルが使えませんでした。android-portingのメーリングリストで情報を見つけ、なんとかタッチパネルを使えるようにしたのでそれを紹介します。
2011年12月05日
Android4.0(Ice Cream Sandwich)のソースコードを見て、RenderScriptにLLVMの技術が使われているのがわかりました。(正確には3.xからですが、ソースが公開されていなかったので詳細を確認できませんでした。)
技術的な興味で少し調べたのでここにメモを残します。