kernel
2012年12月11日
LTSIのカーネルにはKZM-A9-GTボード(kzm9g)のサポートがバックポートされています。LTSI3.4のリリース候補が出ました。このソースを取得してビルドして起動する手順を紹介します。このリリースではKZM-A9-GTボードでは従来の方法では起動できなくて、必ずデバイスツリーを使用する必要があります。
2012年09月24日
LTSIのカーネルにはKZM-A9-GTボード(kzm9g)のサポートがバックポートされています。
LTSIのカーネルをソースを取得してビルドする手順を紹介します。
以前のページから更新しています。
- patchコマンドのversionが2.7になりました。
- LTSIのmasterが3.4に移行したので、3.0のブランチをチェックアウトするようにしました。
- LTSI3.0のベースのversionが3.0.43になりました。
2012年01月16日
カーネルのconfigを変えるときに、.configファイルを直接変更すると依存する項目の処理がややこしいので、make menuconfig としますが、変更したい項目がどの階層にあるのかがわからなくて、ちょっと苦労していました。
しかし今日、@l_b__さんからTwitterで、make menuconfigに検索機能があることを教えてもらいました。
2011年10月19日
Linuxカーネルのタイマー割り込みのところのソースを見ていたら、簡単なしくみのプロファイラが組み込まれているのを見つけました。これはタイマー割り込みのところでプログラムカウンタがどこを指していたかを累計していき、readprofileというツールでその結果を見ることができます。
2010年11月02日
KZM-A9-DualボードにU-bootとLinuxカーネルを移植しています。
ボード屋さんに作ってもらったボードの仕様書とボードの動作確認用のテストプログラムを見ながらデバイスドライバを修正していきます。
Linuxカーネルは仮想メモリ上で動作しているので特定の物理アドレスにあるI/Oレジスタの読み書きをするときにはちょっと工夫必要です。
2010年10月12日
今日はLinuxカーネルをビルドするときにちょっとしたTipsを紹介します。
カーネルをいじっていると、時々、同一のソースからコンフィグを少しだけ変えたものを複数作って、切り替えて交互に動作を試したいということがよくあります。
そのたびにコンフィグファイルを差し替えて再ビルドしてもよいのですが、そのコンフィグファイルごとに別々のディレクトリでビルドできると便利です。
2010年07月29日
以前ARMのQEMUでDebianを動かすのを紹介しました。今回は同じような方法でAndroidを動かしてみます。
なぜこんなことをしてみたのかというと、それはAndroidのポーティングの練習になると思ったからです。標準の(素の)QEMUには仮想ボードとしてARMのversatileボードがサポートされています。つまり、versatileボードにAndroidのポーティングをしてみます。